研究テーマ 【 表示 / 非表示 】
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褥瘡の治療や予防に関する研究
1.深部損傷褥瘡の発生機序解明および看護介入支援に関する研究
褥瘡いわゆる「床ずれ」はその性質上、看護師が臨床において関わることの多い疾患である。褥瘡に関して多くの研究が取り組まれてきているが、その発生がなかなか減少されない、発生がやむを得ない現況が見られる。そのため、褥瘡対策として「発生機序の解明」「予防」のための栄養支援、姿勢保持支援(ポジショニング)の効果的介入支援の研究を行っている。
褥瘡は仙骨部の発生が6~7割を占めるため特に仙骨部褥瘡に注目し、研究をすすめてきた。
褥瘡予防のため臨床で効果的な介入方策を開発するために必要な基礎的研究を基盤としている。研究の成果は、臨床および在宅に広く応用されるように基礎的研究成果の看護ケア技術へのトランスレーションに心掛けている。看護師の判断力、技術力の向上に貢献することを念頭に研究を推進する。
研究経歴 【 表示 / 非表示 】
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仙骨部軟部組織を養う動脈に関する形態学的研究-軟部組織にみられる萎縮の有無による動脈走行の違い-,2004年04月 ~ 2006年03月
解剖遺体皮膚、褥瘡性潰瘍、動脈、仙骨部皮膚、萎縮
論文 【 表示 / 非表示 】
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訪問看護における診療の補助技術の実践状況とトラブル経験の実態,癌と化学療法,46(Suppl.I) 66-68,2019年05月
進藤 真由美, 松田 友美
共著(海外含む)
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[Status of Medical Assistance Techniques in Practice and Experiences of Problems in Home-Visit Nursing].,Gan to kagaku ryoho. Cancer & chemotherapy,46(Suppl 1) 66-68,2019年05月
Shindo M, Matsuda Y
共著(海外含む)
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抗がん剤による静脈炎に対する罨法の作用に関する実験的研究,日本看護技術学会誌,17(0) 33-42,2018年
小髙 亜由美, 高橋 勇太, 松田 友美, 石田 陽子
単著
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抗がん剤による静脈炎に対する罨法の作用に関する実験的研究,日本看護技術学会誌,17 33-42,2018年
小高 亜由美, 高橋 勇太, 松田 友美, 石田 陽子
共著(海外含む)
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看護系大学における解剖生理学教育の実態調査,形態・機能,16(1) 8-18,2017年08月
向井 加奈恵, 山口 豪, 大島 千佳, 石田 陽子, 松田 友美, 竹野 ゆかり, 荒川 満枝
共著(海外含む)
総説・解説記事 【 表示 / 非表示 】
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【創傷治癒の最前線】 DTI(深部損傷褥瘡)の理解 重症化予防と早期治癒につなげるケア,(株)医学出版,WOC Nursing,6(7) 66-72,2018年07月
松田 友美, 石田 陽子, 小林 由貴子
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【深部損傷褥瘡(DTI)のケア】(Part1)DTIとは,(株)メヂカルフレンド社,看護技術,63(4) 344-346,2017年04月
松田 友美, 石田 陽子
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【深部損傷褥瘡(DTI)のケア】(Part2)DTIのアセスメント,(株)メヂカルフレンド社,看護技術,63(4) 347-352,2017年04月
阿部 理奈, 松田 友美
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【観察力・判断力を育てる!フィジカルアセスメントの指導スキル】学生と教員の評価基準の共通理解を図る!学内演習における技術チェック項目の活用,日総研出版,看護人材教育,8(1) 64-72,2011年04月
平賀 愛美, 松田 友美, 佐藤 千夏, 布施 淳子
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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基盤研究(C),2021年04月 ~ 2022年03月,笑いとオキシトシンの効果に着目した健康寿命延伸法開発の基礎的研究
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基盤研究(C),2021年04月 ~ 2022年03月,異常な瘢痕形成を抑える看護ケア開発に向けた創収縮に関わる細胞消退機序の解明
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基盤研究(C),2020年04月 ~ 2023年03月,深部損傷褥瘡における自然リンパ球の炎症調整機構を活かす看護ケア方法の開拓
基礎看護学関連
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基盤研究(C),2018年04月 ~ 2021年03月,看護師の臨床判断事例に基づくフィジカルアセスメント学習教材の開発
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基盤研究(C),2017年04月 ~ 2020年03月,深部損傷褥瘡(DTI)における炎症誘導機序の解明と治癒促進ケア技術の確立
その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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平成29年度公益財団法人安田記念医学財団癌看護研究助成,2017年04月 ~ 2018年03月,在宅療養中の外来がん化学療法患者のためのオーダーメイド型栄養サポートプログラムの開発
民間財団等
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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学会誌JSPEN,国際会議,2019年09月,食物繊維を含有する経腸栄養剤の使用がマウスの腸管免疫細胞Th17細胞、ILC3に与える影響,その他
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日本褥瘡学会誌,国際会議,2019年07月,圧迫創の創傷治癒過程において好中球枯渇が創傷治癒形態に与える影響,その他
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日本褥瘡学会誌,国際会議,2019年07月,圧迫創モデルマウスの創傷治癒に罨法が与える影響 M2マクロファージの分布・動態に着目して,その他
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東北医学雑誌,国際会議,2019年06月,乳がん術後の日常生活に関する現状調査,その他
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山形県公衆衛生学会講演集,国際会議,2019年03月,地域の専門職と行う退院支援事例検討会の効果,その他
共同研究希望テーマ 【 表示 / 非表示 】
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訪問看護ステーションにおける訪問看護師の育成と就業促進に関する研究,未設定,共同研究
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在宅における多職種による地域一体型栄養サポートチーム(NST)支援体制の構築 -地域一体型NSTの役割と介入効果を明らかにするために-,未設定,共同研究
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訪問看護実践におけるフィジカルアセスメントに関する研究,未設定,共同研究
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看護技術の客観的データ、効果評価に関する研究,未設定,共同研究
担当授業科目 【 表示 / 非表示 】
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2020年度,地域・在宅看護学演習Ⅱ
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2020年度,フィジカルアセスメント
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2020年度,地域・在宅看護学演習Ⅲ
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2020年度,地域・在宅看護学特別研究
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2020年度,在宅がん緩和看護実習
学会・委員会等活動 【 表示 / 非表示 】
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コ・メディカル形態機能学学会,役員,2015年09月 ~ 継続中
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日本褥瘡学会,評議員,2017年05月 ~ 継続中
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看護理工学会,評議員,2019年11月 ~ 継続中
社会貢献活動 【 表示 / 非表示 】
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褥瘡予防 栄養支援に関する講演会,2020年04月 ~ 継続中
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訪問看護ステーションへの困難事例の同行訪問相談,2020年04月 ~ 継続中
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地域一体型NST,2019年12月 ~ 継続中
栄養障害リスクを持つ地域住民、在宅療養者を減らすための一地域における栄養サポート支援
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在宅で活かすポジショニング研修会 ,2019年06月 ~ 2019年07月
訪問講義 演習