2023/11/30 更新

写真a

ミハラ ノリコ
三原 法子
MIHARA Noriko
職名
講師
メールアドレス
メールアドレス
研究室電話
023-628-4420
 
研究室FAX
023-628-4420
 

研究分野

  • 人文・社会 / 家政学、生活科学

出身大学

  • 昭和女子大学  生活科学部  管理栄養士専攻

    1985年03月,卒業

出身大学院

  • 昭和女子大学  生活機構研究科  生活科学専攻

    修士課程,2006年09月,修了

取得学位

  • 家政学修士,昭和女子大学,2006年09月

学外略歴

  • 山形県栄養士会,副会長,2009年04月 ~ 2011年03月

  • 宮城学院女子大学,講師,2009年04月 ~ 継続中

  • 山形県歯科専門学校,講師,2011年04月 ~ 継続中

  • 山形県立米沢栄養大学,講師,2015年04月 ~ 2017年03月

所属学会・委員会

  • 日本栄養士会

  • 日本健康栄養システム学会

  • 日本静脈経腸栄養学会

  • 日本褥瘡学会

  • 日本病態栄養学会

  • 日本臨床栄養学会

  • 日本家政学会

  • 日本栄養改善学会

  • 日本栄養食糧学会

全件表示 >>

 

研究テーマ

  • 75歳以上要介護高齢者における栄養管理

研究経歴

  • 寝たきり高齢者における体脂肪率別の供給エネルギー量設定スケールの作成とその活用法,2010年04月 ~ 2013年03月

    後期高齢者、安静時代謝量、適正供給エネルギー量、除脂肪体重

  • 舌圧と体筋肉量および嚥下障害度を加味した総合的な新嚥下障害食の指標作成,2014年04月 ~ 2016年03月

    舌圧

  • 適正な嚥下調整食提供のためのモバイル型食品物性評価ツールの開発,2016年06月 ~ 2021年03月

    モバイル

  • 食習慣改善のための「フレイル・嚥下機能低下予防フローチャート」の確立 ,2017年04月 ~ 2020年03月

    フレイル

  • サービスデザインのIT開発と栄養指導への活用,2020年06月 ~ 2021年03月

論文

  • 病院および高齢者施設における嚥下機能評価と嚥下調整食選択との関連に関する調査,日本健康・栄養システム学会誌,17(2) 15-23,2018年04月

    田村朝子,三原法子

    共著(国内のみ)

  • 病院および高齢者施設で提供される食事の名称とかたさの調査,新潟県立大学人間生活学研究,8 15-26,2017年03月

    田村朝子、中川拓哉、牧田悠起子、三原法子

    共著(国内のみ)

  • 栄養アセスメントにおける供給エネルギー量算出に関する調査,日本病態栄養学会誌,19(3) 385-394,2016年03月

    大貫由佳子、三原法子、茂木正史、寒河江豊昭、田村朝子、木村真五

    共著(国内のみ)

  • 栄養,食品および調理に関する知識の発達段階による違いとその関連要素,日本家庭科教育学会誌,58(1) 24-35,2015年05月

    大森桂、高木直、山岸あづみ、楠本健二、矢口理恵、三原法子

    共著(国内のみ)

  • 高い資質を持った栄養教諭を輩出するための教育プログラム開発に関する研究,日本教育大学協会研究年報,203-210,2013年04月

    高木直、大森桂、楠本健二、矢口理恵、山岸あづみ、三原法子

    共著(国内のみ)

  • 肥満大学生の生活習慣及び健康意識の特徴-一般大学生との日各を通して-,東北家庭科教育研究,11 29-36,2012年08月

    高木直、大森桂、楠本健二、矢口理恵、山岸あづみ、三原法子、富樫整、早坂真理子、直島厚子

    共著(国内のみ)

  • 山形県内の児童生徒とその保護者の食育及び食生活に対する意識,東北家庭科教育研究,10 1-8,2011年05月

    大森桂、高木直、山岸あづみ、矢口理恵、楠本健二、三原法子、大貫義人

    共著(国内のみ)

  • 胃ろう増設高齢者の体重増加に対するストレス係数及び栄養量の検討,日本臨床栄養学会誌,30(4) 312-320,2009年12月

    三原法子、寒河江豊昭、石川友美、長谷川絵理、田村朝子

    共著(国内のみ)

  • 山形県内の特定給食施設における経腸栄養剤の使用実態調査,日本臨床栄養学会誌,30(4) 303-311,2009年12月

    寒河江豊昭、四釜慶江、高橋真理恵、三原法子、田村朝子

    共著(国内のみ)

  • おとぎり草のヒト食後血糖上昇抑制作用と抗酸化能,日本家政学学会誌,60(7) 673-680,2009年05月

    田村朝子、山岸あづみ、三原法子

    共著(国内のみ)

  • (医)舟山病院における栄養ケア・マネジメントの向上に関する研究 -経腸栄養剤のエネルギー投与量決定の検討-,日本健康・栄養システム学会誌,18(1) 15-19,2008年05月

    三原法子

    単著

  • 舟山病院のNSTにおける管理栄養士の役割について,日本健康・栄養システム学会誌,4(2) 157-164,2005年03月

    三原法子

    単著

  • NST導入と今後の展望,日本静脈経腸栄養学会誌,18(3) 38ページ-46,2003年09月

    三原法子・渡辺暁子・倉本敬二・安澤多鶴子・鬼満圭一

    共著(国内のみ)

全件表示 >>

著書

  • 栄養食事療法の実習栄養ケアマネジメント第13版,医歯薬出版,2021年03月

    本田佳子編著 他

  • 新臨床栄養学 4版,医歯薬出版,2019年03月

    本田佳子編著、他

  • 栄養食事療法の実習栄養ケアマネジメント第12版,医歯薬出版,2019年03月

    本田佳子編著 他

  • 新臨床栄養学 1~3版,医歯薬出版,2017年03月

    本田佳子編著、他

  • 栄養食事療法の実習栄養ケアマネジメント第7~11版,医歯薬出版,2016年03月

    本田佳子編著 他

  • Nutrition Care,MC メディカ出版,2015年04月

    川崎英二、土井悦子他

  • チーム医療に必要な人間栄養の取り組み,第一出版,2012年05月

    中村丁次

  • これだけは知っておきたい! 看護士のための臨床栄養管理の知識 前編 体重測定の重要性 達人ナース9月号:32(5),日総研出版,2011年10月

    徳山博美

  • これだけは知っておきたい! 看護師のための臨床栄養管理の知識 後篇 水・電解質急変キャッチ達人ナース創刊号:32(6),日総研出版,2011年09月

    山口晴美

  • 静脈栄養管理から経腸栄養管理に移行させるには? ・月刊 薬事臨時増刊号:53(10),じほう,2011年09月

    倉本敬二

全件表示 >>

総説・解説記事

  • 【令和時代の療養指導】ITを栄養指導/相談の現場で活用するコツについて,(有)フジメディカル出版,糖尿病の最新治療,11(3) 134-138,2020年05月

    三原 法子

その他研究活動

  • 食べる・飲むに関わる患者さんの行動について

    その他

科研費(文科省・学振)獲得実績

  • 基盤研究(C),2022年04月 ~ 2025年03月,栄養指導における食品の「手触り感」を体感し「見える化」できるIoT食器の研究開発

    栄養学および健康科学関連

  • 基盤研究(C),2017年04月 ~ 2020年03月,食習慣改善のための「フレイル・嚥下機能低下予防フローチャート」の確立   

    高齢化が進むに伴って、フレイルの増加が問題視されている。フレイルになると、口腔内の嚥下筋・舌筋の低下が起こり、食事量が減少し栄養状態が悪くなる。その結果、四肢筋力および体筋肉量の低下からサルコペニアを発症する。さらには、嚥下筋・舌筋の低下が進行し、嚥下障害となり、要介護状態を長期化する。フレイルの遅延には、40歳からの口腔の嚥下機能や栄養状態を維持させるための方法を確立する必要がある。そこで本研究では、地域在住者の40~75歳未満までを対象に、口腔の嚥下機能および栄養状態と食事摂取状況との関係を明らかにし、「フレイル・嚥下機能低下予防のためのフローチャート」の確立を目指す、ことを目的とした。

  • 基盤研究(C),2017年04月 ~ 2020年03月,食習慣改善のための「フレイル・嚥下機能低下予防フローチャート」の確立

  • 基盤研究(C),2014年04月 ~ 2016年03月,舌圧と体筋肉量および嚥下障害度を加味した総合的な新嚥下障害食の指標作成

    嚥下障害度の診断は、医師、歯科医師や言語聴覚士が判断し、嚥下調整食は、嚥下ピラミットに照らし合わせて管理栄養士の経験値から判断し提供している。このように、嚥下障害と食事の判断がそれぞれの見地から行われているために、嚥下障害度と食形態が噛みあわず、問題が発生している現状にある。そこで、嚥下調整食を必要とする対象者の栄養状態と嚥下機能を測定することで、嚥下障害度に応じた嚥下調整食が判定できる新たな指標が必要であるといえる。本研究では、この新嚥下調整食の指標作成を目的に、嚥下調整食を必要とする高齢者の嚥下機能を表す「舌圧」、栄養状態を表す「体筋肉量」と嚥下調整食の物性値との関連を明らかにする。

  • 基盤研究(C),2010年04月 ~ 2013年03月,寝たきり高齢者における体脂肪率別の供給エネルギー量設定スケールの作成とその活用法

    現在、多くの病院・施設でHarris-Benedict式(以下HB式と略)が供給エネルギー量算出に用いられている。しかし、これは欧米人を対象とした90年前の算出式である。そのため、特に75歳以上の寝たきり高齢者においては過剰評価となることが明らかになっている。これまでの研究では、75歳以上の寝たきり高齢者を対象とした場合、HB式による推定安静時代謝量(以下推定REEと略)は間接熱量計で計測した安静時代謝量(以下実測REEと略)に比べ24.4%有意に高い値を示すこと、及び、実測REEはON(経口栄養法)からPEG(胃瘻造設施術)へ移行することで、16.6%有意に低い値を示すことが明らかとなった。これらのことから、日本人、特に寝たきり高齢者に適した供給エネルギー量算出法の確立が必要と考えられた。次いで、REEの指標となる因子を分析した結果、ONは体重・BMI・%AMC・%TSFの4つ、PEGは体重・%TSFの2つにおいて相関が認められた。これらの因子をもとに日本人に適した新REE算出式を導き出した。
    ON:REE(kcaL/kg)=34.811-{0.137×現体重(kg) }-(0.127×BMI )-(0.084×%AMC)-(0.016×%TSF)、
    PEG:REE(kcaL/kg)=27.347-{ 0.244×現体重(kg) }-(0.016×%TSF)
    上記の提案式が臨床現場で活用できるかどうかの先行検証を行った。対象は、寝たきり高齢者16名(86.0±2.7歳)、うちON 5名(90.0±2.7歳)、PEG 11名(84.6±2.8歳)であった。測定期間は2011年6月~2011年11月の4.5ヵ月間であった。新REE算出式の導入前後を比較すると、体重、BMI、%AMC、%TSFは維持されており、血液生化学検査値も導入前に比べて変化は認められず、正常域で維持されていた。その結果、導入前に比較して導入後、ON群の80%、PEG群の100%の体重維持が図られていた。以上より、新REE算出式は75歳以上の寝たきり高齢者の体重維持を図ることを目的に、臨床現場での活用が有用であると考えられた。現在、ダイレクトに供給エネルギー量を算出する式を考案し、協力施設・病院での検証を行う予定である。また、その結果より、BMIごと、病態ごとのツールを作成する予定である。

その他競争的資金獲得実績

  • 男女共同参画 ダイバーシティー助成金,2016年10月 ~ 継続中,適正な嚥下調整食提供のためのモバイル型食品物性評価ツールの開発

    超高齢化社会に突入しているわが国の政策として、「地域包括ケア・システムの構築」が掲げられている。このシステムでは、地域における医療・介護・予防・住まい・生活支援を包括的に確保する体制を整えることを軸としており、その体制において食事が担う役割は大きい。65歳以上の高齢者の死因上位である肺炎の多くが、誤嚥を起因としていることは動かぬ事実であり、その理由として、摂食嚥下機能が低下した者に対する適切な食事の提供が困難である現状が上げられる。咀嚼嚥下機能が低下している者への食事提供は、臨機応変に食事形態を変化させる必要があり、特段の注意を必要とする。2016年4月より、医療施設や福祉施設において、摂食嚥下困難者に対して、日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類 2013(以下学会分類)の説明基準に当てはめた食事を提供した場合は、保険点数が加算されようになった。そこで、各施設では摂食嚥下困難者の摂食嚥下機能に合わせた適正な食事の提供が求められている。しかし、我々の昨年度の調査結果から、学会分類を意識して食事を提供している病院でさえも、基準よりも遥かにやわらかく調理されていることが明らかとなった。このように過度にやわらかい食事の提供は、嚥下能力の低下を誘発するだけでなく、食事を起因とするQOLの低下に繋がり、フレイルおよびサルコペニア発症の原因となる。そのため、学会分類の基準に合わせた調理法や調理後の食品の硬さを測定できる簡易的なモバイル型の食品物性値測定器の開発が急務である。そこで、昨年度からの継続研究である本研究では、医療・福祉施設への導入を目的に、学会基準に合わせた評価ができる「モバイル型食品物性測定装置」のプロトタイプの更なる改良と検証を実施する。

    ダイバーシティー

  • 財団法人 大和証券ヘルス財団助成金,2011年10月 ~ 2012年09月,日本人寝たきり高齢者の体重制御に適した供給エネルギー量設定に関する調査研究

    本研究は、間接熱量計で実測した安静時代謝量(resting energy expenditure;以下、実測REEと略)と、HB式による推定安静時代謝量(estimated resting energy expenditure;以下、推定REEと略)から算出された代謝量を比較し、その正確な差異を明らかにした。さらに、新たなREE算出式を確立するため、20代の健常者および75歳以上の寝たきり高齢者の栄養摂取法別の体組成の違い、体組成指標と代謝量との相関を解析し、代謝量に影響をおよぼす因子分析を行った。

    大和証券ヘルス財団

共同研究実施実績

  • 適正な嚥下調整食提供のためのモバイル型食品物性評価ツールの開発,2016年06月 ~ 継続中,国内共同研究

  • 過疎地における特産食材の機能性成分の解明とその地域実装の試み,2015年04月 ~ 2016年03月,西川町,学内共同研究

研究発表

  • 山形県公衆衛生学会講演集,国際会議,2019年03月,大学と地域との連携 干しわらびを用いた商品開発,その他

  • 山形県公衆衛生学会講演集,国際会議,2019年03月,70歳以上の高齢者における在宅と病院および介護老人保健施設の口腔機能と握力の関係,その他

  • 山形県公衆衛生学会講演集,国際会議,2019年03月,嚥下調整食と身体状況の関係,その他

  • 山形県公衆衛生学会講演集,国際会議,2019年03月,在宅における口腔機能と食事の関連,その他

  • 山形県公衆衛生学会講演集,国際会議,2019年03月,大学と地域との連携 ひょうを用いた商品に関する調査,その他

  • 山形県公衆衛生学会講演集,国際会議,2019年03月,大学と地域との連携 一般家庭におけるひょうに関する調査,その他

  • 第65回日本栄養改善学会学術総会,国内会議,2018年09月,新潟市,安全でおいしい食事を提供するための包括的栄養ケアシステム構築のための取り組み,口頭発表(一般)

  • 第65回日本栄養改善学会学術総会,国内会議,2018年09月,新潟市,嚥下調整食喫食者の身体状況の調査,口頭発表(一般)

  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学術集会,国内会議,2015年09月,京都国際会議場,嚥下調整食の選択に影響するサルコペニア判定指標の検討,口頭発表(一般)

  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学術集会,国内会議,2015年09月,京都国際会議場,嚥下調整食の選択に影響する口腔機能評価および舌圧の検討,口頭発表(一般)

  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学術集会,国内会議,2014年09月,プリンスホテル(新宿),嚥下調整食と嚥下機能評価、舌圧、栄養評価指標との関連,口頭発表(一般)

全件表示 >>

 

担当授業科目

全件表示 >>

 

学会・委員会等活動

  • 日本健康栄養システム学会,委員,2014年04月 ~ 2015年03月

  • 日本栄養士会,委員,2020年12月 ~ 継続中

社会貢献活動

  • 飯豊町中津川のわらびのメニュー開発,2019年04月 ~ 2021年03月

    中津川地区の山菜およびわらびを使用したメニュー開発

  • 日本栄養システム学会主催・NST加算継続研修・在宅管理研修・臨床栄養士研修,2011年08月 ~ 継続中

    NST加算継続研修・在宅管理研修・臨床栄養士研修の3つの継続研修講座講師
    テーマ:水電解質について
    対象:医師・看護師・薬剤師・管理栄養士

  • 被災地への栄養介入,2011年03月 ~ 2014年03月

    石巻の雄勝地区の住民における栄養介入
    1.電子レンジでできる簡単メニュー作成と実演
    2.聞き取り調査
    3.調理実習

学術貢献活動

  • 飯豊町とのスベリヒユの商品開発,2016年10月 ~ 2019年03月

    飯豊町でとれる「スベリヒユ(ひょう)」を用いて、学生とともに商品開発を行っている。その結果、2017年度には、スヘリひゆ入りの「おやき」を商品化した。

相談に応じられる分野

  • 水電解質について

  • 治療食や栄養指導、病態における静脈・経腸栄養の実践論について