2025/04/25 更新

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カツミ　トモヒロ
勝見　智大
KATSUMI Tomohiro
職名
助教

学外略歴

  • 山形大学医学部内科学第二講座，助教，2019年09月 ～ 継続中

所属学会・委員会

  • 日本肝臓学会

  • 日本消化器病学会

  • 日本消化器内視鏡学会

  • 日本内科学会

 

研究テーマ

  • 原発性胆汁性胆管炎の病態解明

研究経歴

  • 原発性胆汁性胆管炎の病態解明，2015年04月 ～ 2020年03月

論文

  • Pipeline esophageal varices: Insights from clinical cases and models，DEN OPEN，5(1) e70054，2025年04月

    Maki, K; Haga, H; Hoshikawa, K; Katsumi, T; Suzuki, F; Uchiyama, F; Ueno, Y

    単著

  • Pipeline esophageal varices: Insights from clinical cases and models(タイトル和訳中)，DEN Open，5(1) deo2.70054，2025年04月

    Maki Keita, Haga Hiroaki, Hoshikawa Kyoko, Katsumi Tomohiro, Suzuki Fumiya, Uchiyama Fumi, Ueno Yoshiyuki

    単著

  • VERIFICATION OF GENE EXPRESSION COMPOSITION IN PATHOLOGICAL LIVER TISSUE OF PRIMARY SCLEROSING CHOLANGITIS USING SPATIAL TRANSCRIPTOME ANALYSIS，HEPATOLOGY，80 S1747，2024年10月

    Katsumi, T; Maki, K; Suzuki, F; Uchiyama, F; Hoshikawa, K; Haga, H; Ueno, Y

    単著

  • THE INVOLVEMENT OF LECT2 IN THE FIBROSIS MECHANISM OF PRIMARY SCLEROSING CHOLANGITIS，HEPATOLOGY，80 S1576-S1577，2024年10月

    Maki, K; Katsumi, T; Haga, H; Hoshikawa, K; Suzuki, F; Uchiyama, F; Ueno, Y

    単著

  • LYOPHILIZED MESENCHYMAL STEM CELL-DERIVED EXTRACELLULAR VESICLES IMPROVE ACUTE LIVER FAILURE MODELS，HEPATOLOGY，80 S1591，2024年10月

    Fumiya, S; Haga, H; Hoshikawa, K; Katsumi, T; Maki, K; Uchiyama, F; Ueno, Y

    単著

  • ATTEMPT TO PREDICT OUTCOMES IN DAA-TREATED PATIENTS USING MACHINE LEARNING WITH HEPATITIS C VIRUS AND HUMAN GENETIC INFORMATION，HEPATOLOGY，80 S392，2024年10月

    Haga, H; Sato, H; Hoshikawa, K; Katsumi, T; Maki, K; Suzuki, F; Uchiyama, F; Ueno, Y

    単著

  • 重粒子線照射後胆管狭窄に対し，胆管ステント留置後に仮性動脈瘤破裂をきたした肝細胞癌の1例，肝臓，65(9) 449-459，2024年09月

    槙 慶太, 芳賀 弘明, 勝見 智大, 星川 恭子, 鈴木 郁也, 豊口 裕樹, 石井 芳樹, 金子 崇, 佐藤 啓, 上野 義之

    単著

  • 重粒子線照射後胆管狭窄に対し,胆管ステント留置後に仮性動脈瘤破裂をきたした肝細胞癌の1例，肝臓，65(9) 449-459，2024年09月

    槙 慶太, 芳賀 弘明, 勝見 智大, 星川 恭子, 鈴木 郁也, 豊口 裕樹, 石井 芳樹, 金子 崇, 佐藤 啓, 上野 義之

    単著

  • Identification of microbial antigens in liver tissues involved in the pathogenesis of primary biliary cholangitis using 16S rRNA metagenome analysis，PLOS ONE，19(8) e0308912，2024年08月

    Katsumi, T; Sato, H; Murakami, R; Hanatani, T; Uchiyama, F; Suzuki, F; Maki, K; Hoshikawa, K; Haga, H; Saito, T; Ueno, Y

    単著

  • 切除不能肝細胞癌に対するカボザンチニブ7投7休投与法の有用性 東北多施設研究，肝胆膵，88(5) 648-650，2024年05月

    黒田 英克, 阿部 珠美, 遠藤 啓, 及川 隆喜, 鶴岡 未央, 二宮 匡史, 藤田 将史, 阿部 和道, 奥本 和夫, 勝見 智大, 佐藤 亘, 五十嵐 剛, 飯野 勢, 遠藤 哲, 田邊 暢一, 沼尾 宏, 木村 修, 伊藤 麻美, 中屋 一碧, 渡辺 拓也, 阿部 弘昭, 藤原 裕大, 遊佐 健二, 佐藤 寛毅, 鈴木 彰子, 吉田 雄一, 柿坂 啓介, 佐原 圭, 宮坂 昭生, 大平 弘...

    単著

  • 切除不能肝細胞癌に対するカボザンチニブ7投7休投与法の有用性　東北多施設研究，肝胆膵，88(5) 648-650，2024年05月

    黒田 英克, 阿部 珠美, 遠藤 啓, 及川 隆喜, 鶴岡 未央, 二宮 匡史, 藤田 将史, 阿部 和道, 奥本 和夫, 勝見 智大, 佐藤 亘, 五十嵐 剛, 飯野 勢, 遠藤 哲, 田邊 暢一, 沼尾 宏, 木村 修, 伊藤 麻美, 中屋 一碧, 渡辺 拓也, 阿部 弘昭, 藤原 裕大, 遊佐 健二, 佐藤 寛毅, 鈴木 彰子, 吉田 雄一, 柿坂 啓介, 佐原 圭, 宮坂 昭生, 大平 弘...

    単著

  • Elucidation of pericholangitis and periductal fibrosis in cholestatic liver diseases via extracellular vesicles released by polarized biliary epithelial cells，AMERICAN JOURNAL OF PHYSIOLOGY-CELL PHYSIOLOGY，326(4) C1094-C1105，2024年04月

    Maki, K; Katsumi, T; Hanatani, T; Uchiyama, F; Suzuki, F; Hoshikawa, K; Haga, H; Saito, T; Ueno, Y

    単著

  • アテゾリズマブ・ベバシズマブ併用療法を受けた肝細胞癌患者における予後栄養指数の影響，肝臓，65(Suppl.1) A492，2024年04月

    藤田 将史, 阿部 和道, 黒田 英克, 及川 隆喜, 阿部 珠美, 二宮 匡史, 鶴岡 未央, 勝見 智大, 佐藤 亘, 飯野 勢, 五十嵐 剛, 田邊 暢一, 沼尾 宏, 木村 修, 松本 主之, 上野 義之, 大平 弘正

    単著

  • 山形県肝疾患診療連携拠点病院の肝臓病相談における経年的な疾病構造および相談内容の変化に関する検討，山形医学，42(1) 36-45，2024年02月

    鈴木 智子, 今野 亜希湖, 鈴木 郁也, 槙 慶太, 勝見 智大, 星川 恭子, 芳賀 弘明, 奥本 和夫, 上野 義之, 村田 恵里, 石田 陽子, 櫻田 香, 齋藤 貴史

    単著

  • A new model to estimate duration of survival in patients with hepatocellular carcinoma with BCLC intermediate stage，SCIENTIFIC REPORTS，13(1) 20739，2023年11月

    Ninomiya, M; Tsuruoka, M; Inoue, J; Hiraoka, A; Iwata, T; Sano, A; Sato, K; Onuki, M; Sawahashi, S; Kuroda, H; Oikawa, T; Fujita, M; Abe, K; Katsumi, T; Sato, W; Igarashi, G; Iino, C; Endo, T; Tanabe,...

    単著

  • Prospects for treatment of esophageal varices considering the safety of endoscopic band ligation，HEPATOLOGY INTERNATIONAL，17(5) 1079-1081，2023年10月

    Katsumi, T; Ueno, Y

    単著

  • Role of Bile-Derived Extracellular Vesicles in Hepatocellular Proliferation after Partial Hepatectomy in Rats，INTERNATIONAL JOURNAL OF MOLECULAR SCIENCES，24(11) ，2023年05月

    Sugahara, S; Haga, H; Ikeda, C; Makino, N; Matsuda, A; Kakizaki, Y; Hoshikawa, K; Katsumi, T; Ishizawa, T; Kobayashi, T; Maki, K; Suzuki, F; Murakami, R; Sato, H; Ueno, Y

    単著

  • ラット部分肝切除後の肝再生における胆汁のメタボローム解析，肝臓，64(Suppl.1) A472，2023年04月

    芳賀 弘明, 星川 恭子, 勝見 智大, 槙 慶太, 野上 健, 鈴木 郁也, 上野 義之

    単著

  • 肝硬変の成因と病態の推移 当院における肝硬変の成因の推移および合併症の特徴について，肝臓，64(Suppl.1) A246，2023年04月

    星川 恭子, 鈴木 郁也, 野上 健, 槙 慶太, 勝見 智大, 芳賀 弘明, 上野 義之

    単著

  • 肝硬変を呈した肝サルコイドーシスを背景に肝細胞癌を発症した一例，日本消化器病学会東北支部例会プログラム・抄録集，214回 56，2023年02月

    鈴木 郁也, 星川 恭子, 野上 健, 槙 慶太, 勝見 智大, 芳賀 弘明, 上野 義之

    単著

  • 消化器疾患の診断と治療の新展開 脈管侵襲を伴う進行肝細胞癌に対する放射線・粒子線治療効果の検証，日本消化器病学会東北支部例会プログラム・抄録集，214回 63，2023年02月

    槙 慶太, 勝見 智大, 星川 恭子, 芳賀 弘明, 上野 義之

    単著

  • 全身多発膿瘍をきたしたガス産生侵襲性クレブシエラ感染症の一例，日本消化器病学会東北支部例会プログラム・抄録集，214回 51，2023年02月

    花谷 拓海, 勝見 智大, 内山 ふみ, 柴山 達也, 野上 健, 槙 慶太, 星川 恭子, 芳賀 弘明, 上野 義之

    単著

  • IgA腎症の精査中に偶発的に認めた肝細胞腺腫の1例，日本消化器病学会東北支部例会プログラム・抄録集，214回 90，2023年02月

    槙 慶太, 芳賀 弘明, 星川 恭子, 勝見 智大, 野上 健, 鈴木 郁也, 上野 義之

    単著

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総説・解説記事

  • 【今推しの肝胆膵研究手法と疾患モデル】新規モデルによる肝胆膵研究　胆管上皮細胞の極性を利用した胆汁酸刺激実験系の開発と胆管上皮細胞基底膜側EVsによる胆管周囲炎・線維化形成の病態解明，(株)アークメディア，肝胆膵，89(2) 255-262，2024年08月

    槙 慶太, 勝見 智大, 上野 義之

  • 【肝胆膵癌に対する集学的治療の新潮流】肝細胞癌　肝細胞癌に対する粒子線+免疫チェックポイント阻害剤併用療法，(株)アークメディア，肝胆膵，89(1) 115-121，2024年07月

    勝見 智大, 上野 義之

  • 【ウイルス性肝炎学2023-最新の病態・診断・治療情報-】B型肝炎　B型慢性肝炎の動向　概論，(株)日本臨床社，日本臨床，81(増刊7 ウイルス性肝炎学2023) 214-217，2023年07月

    勝見 智大, 上野 義之

科研費（文科省・学振）獲得実績

  • 基盤研究(C)，2023年04月 ～ 2026年03月，細胆管増生細胞オルガノイドによる細胞外小胞を介した肝障害と線維化の新規機序の解明

    消化器内科学関連

  • 基盤研究(C)，2021年04月 ～ 2022年03月，間葉系幹細胞由来の細胞外小胞の保存法の確立と急性肝不全に対する新規治療法の開発

  • 若手研究，2020年04月 ～ 2023年03月，オルガノイド培養による原発性硬化性胆管炎の細胞外小胞を介した新規炎症機序の解明

    消化器内科学関連

  • 若手研究(B)，2017年04月 ～ 2019年03月，原発性胆汁性胆管炎におけるmiR-139-5p生体内分子機構の解明と創薬開発応用

その他競争的資金獲得実績

  • 間葉系幹細胞由来の細胞外小胞の保存法の確立と急性肝不全に対する新規治療法の開発，2021年04月 ～ 2024年03月，間葉系幹細胞由来の細胞外小胞の保存法の確立と急性肝不全に対する新規治療法の開発

    劇症肝炎を含む急性肝不全は死亡率が高く、肝臓移植に代わる治療の開発が待たれているが、まだ、十分な効果のある治療法は開発されていない。細胞から放出される細胞外小胞であるExtracellular vesicles(EV) 内にはprotein、RNA、DNAなどが含まれており、細胞間のコミュニケーションに重要な役割を持っていると考えられている。私たちは間葉系幹細胞由来のEVを用いた急性肝不全の治療の開発を目指している。しかし、間葉系幹細胞の培養液からMSC-EVを抽出するには時間がかかるため、緊急性を有する臨床においてはMSC-EVの有効な保存方法の確立が必要である。本研究では、急性肝不全に対して有効な生理活性を持つMSC-EVの保存法の確立を目的とした。
    2021年度は間葉系幹細胞の培養液から、Ultracentrifugation法にてExtracellular Vesicles(EV)の採取を行い、それらのEVをナノ粒子解析装置やexosomeマーカーの検討からexosomeの豊富なEVであることが判明した。
    さらに、MSC-EVを－60℃で保存し検討したところ、EV数は1か月後に20％ほど減少したが、3月後では変化は見られなかった。またEVのサイズには1か月後、3か月後に変化はなく、EVにおけるexosomeの割合も有意な変化は見られなかった。これらの保存されたEVを急性肝不全マウスモデルに－60℃で保存したMSC-EVを投与したところ保存期間1か月、3か月のMSC-EVとも急性肝不全マウスの生存期間を延長を認めた。今後は、凍結乾燥保存での検討を行う予定である。

    日本学術振興会

  • オルガノイド培養による原発性硬化性胆管炎の細胞外小胞を介した新規炎症機序の解明，2020年04月 ～ 2023年03月，オルガノイド培養による原発性硬化性胆管炎の細胞外小胞を介した新規炎症機序の解明

    原発性硬化性胆管炎(Primary Screlosing Cholangitis: PSC)は胆管障害による細胆管増生反 応と輪状線維化を特徴とするがその病因は未だ解明されていない。また根治的治療は肝移植 のみであるのが現状である。申請者らは以前にPSCモデルマウスからTRAIL receptor signalが PSC胆管炎制御因子であることを特定し、胆管上皮細胞由来の細胞外小胞(EVs)がマクロ ファージを活性化し炎症・線維化を誘導することを初めて解明した。
    本研究ではこれらの成果を発展させ、胆管障害後の再生反応と考えられている細胆管増生反応細胞が炎症と線維化を惹起する主細胞であることを明らかにし、その制御因子として EVsが病態形成に関与していることを解明する。

    日本学術振興会