自律神経、慢性疼痛、椎間円板

保健医療学，国際医療福祉大学，2022年03月

リハビリテーション学，オックスフォードブルックス大学，2016年12月

理学療法学，茨城県立医療大学，2011年03月

国際医療福祉大学，助教，2020年03月 ～ 2025年03月

山形大学，　，2025年04月 ～ 継続中

International Association for the Study of Pain

日本解剖学会

痛みが長引き、治りづらくなる原因を研究しています。特に自律神経系との関連に着目しながら、腰や膝の痛みの緩和を目指しています。

自律神経指標を用いた慢性痛の原因鑑別と治療方法の開発 ，2021年07月 ～ 2025年03月

Effects of an arm ergometer for a patient with knee osteoarthritis and central sensitization: A case report，Clinical Case Reports，2024年08月

Hironobu Uzawa, Toshiro Otani, Kenichi Morii, Takashi Asakawa, Hiroto Furuyama, Yusuke Nishida

単著

Sex differences in conditioned pain modulation effects and its associations with autonomic nervous system activities in healthy, younger individuals: a pilot study，PAIN Reports，9(2) ，2024年04月

Hironobu Uzawa, Shinta Takeuchi, Yusuke Nishida

単著

変形性股関節症患者の中枢性感作の有無における自律神経活動の違い，理学療法の科学と研究，15(1) 15_33-15_37，2024年03月

鵜澤 寛伸, 竹内 真太, 古山 大翔, 後藤 和也, 森井 和枝, 田中 信行, 中村 賢, 竹島 憲一郎, 長島 正樹, 西田 裕介

単著

短時間の低強度有酸素運動が疼痛感受性と心理状態に与える即時効果，理学療法の科学と研究，15(1) 15_27-15_31，2024年03月

古山 大翔, 鵜澤 寛伸, 竹内 真太, 森井 和枝, 西田 裕介

単著

変形性股関節症患者の中枢性感作の有無における自律神経活動の違い　パイロットスタディ，理学療法の科学と研究，15(1) 33-37，2024年03月

鵜澤 寛伸, 竹内 真太, 古山 大翔, 後藤 和也, 森井 和枝, 田中 信行, 中村 賢, 竹島 憲一郎, 長島 正樹, 西田 裕介

単著

リハビリテーション管理学，羊土社，2020年11月

鵜澤寛伸、西田裕介

若手研究，2025年04月 ～ 2028年04月，エストロゲン慢性投与による椎間板変性の機序解明

エストロゲン慢性投与による椎間板変性の機序解明，2025年04月 ～ 2028年03月，エストロゲン慢性投与による椎間板変性の機序解明

日本学術振興会

自律神経指標を用いた慢性痛の原因鑑別と治療方法の開発，2021年07月 ～ 2025年03月，自律神経指標を用いた慢性痛の原因鑑別と治療方法の開発

本研究の目的は、慢性の痛みの原因が中枢神経の可塑的変化（中枢性感作）である場合に、その異常を自律神経指標で検出可能であると明らかにすることである。
2022年度は中枢性感作を有する対象が自律神経異常を有するかどうかを検討した。本学の附属病院にて変形性股関節症患者10例を対象として、中枢性感作の有無および認知負荷時の自律神経反応を観察した。結果として、10例中5例に中枢性感作があり、5例とも認知負荷時の交感神経活動が変化に乏しい、もしくは低下する傾向を示した。本研究の予備研究として本学大学生に同様の計測を行った際、認知負荷とともに交感神経は興奮しており、有意差が得られている。さらに、先行研究(Vasan 2017)でも同様の反応があり、中枢性感作を有する5例の反応は正常から逸脱している傾向があると言える。計測は現在も続いており、目標数に至るまで計測を継続する予定である。
上述した研究にて中枢性感作があれば自律神経異常があると明らかにできた後、介入研究にて中枢性感作および自律神経異常の改善を試みる。特に、自律神経異常に対して有効とされる有酸素運動を用いることで、改善が可能ではないかと考えている。この仮説を検証するため、本学市川および成田病院にて介入研究が実施できるよう、関係各所と調整を行っている段階である。両病院の整形外科医と調整はおおよそ終了し、同意を得ている。現在は倫理申請書類の作成を実施しつつ、実際に計測・介入を行う両病院リハビリテーション科スタッフと調整を進めている。

日本学術振興会

130回日本解剖学会／ 第102回日本生理学会／第98回日本薬理学会合同大会，国内会議，2025年03月，ヒト解剖体における胸椎コブ角と椎間円板変性の左右差：症例集積研究，ポスター発表

第146回理学療法科学学会学術大会，国内会議，2025年03月，予測可、予測不可条件における異なる方向へのステップ動作が予測的姿勢制御に与える影響，ポスター発表

第14回 国際医療福祉大学学会学術大会，国内会議，2024年09月，ヒト胸椎椎間円板の痛覚受容体数の左右差と側弯との関係性，ポスター発表

IASP 2024 World Congress on Pain，国際会議，2024年08月，The association between descending pain modulation and autonomic activity in females with knee pain，ポスター発表

第13回 国際医療福祉大学学会学術大会，国内会議，2023年09月，ヒト椎間板における痛覚受容体の評価，ポスター発表

痛みに関する研究