取得学位
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博士(文学),東北大学,2007年03月
研究テーマ
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(1)英国小説の研究。特に、時事的な政治や経済の問題との関連で、イギリス19世紀の小説における歴史的・文化史的な側面を考察する。例えば、人口問題、公衆衛生改革の議論、スラムと貧民、犯罪事件と大衆ジャーナリズム、等々、19世紀の小説を理解するための重要な文脈を辿ることにより、小説の背景に広がる歴史と文化の再現をめざす。(2)探偵小説の研究。英国19世紀は、犯罪の世紀ともいわれ、探偵小説というジャンルが確立した時代でもある。「性愛」と「犯罪」と「(探偵)小説」の相互の関連を、物語の起源と構造というパラダイムの中で考察する。
論文
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メデューサの肖像:公開朗読のナンシーとセンセーション・ノヴェルのヒロインたち,『英文学研究』,81 ,2005年01月
中村隆
単著
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Ghost and Money in Great Expectations,Shiron『試論』,41 ,2003年07月
Takashi Nakamura
単著
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Bleak House and Brown's Work,Shiron,39 ,2000年08月
Takashi Nakamura
単著
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『オリヴァー・トゥイスト』におけるホガース的瞬間,山形大学人文学部研究年報,14 ,2017年02月
中村隆
単著
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ディケンズ・メイヒュー・児童労働,東北ロマン主義研究,1 ,2014年12月
中村隆
単著
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Tropes and Satire in Humphry Clinker,『山形大学紀要』(人文科学),第14巻第4号,,2001年02月
中村 隆
共著(海外含む)
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Bleak House and Brown's Work: A Gaze upon the Poor,『試論』第39集,2000年08月
中村 隆
共著(海外含む)
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『大いなる遺産』の黒人問題,『山形大学紀要』(人文科学)第14巻第3号,2000年02月
中村 隆
共著(海外含む)
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『荒涼館』における隠喩としての伝染病,ディケンズ・フェロウシップ日本支部会報,1999年11月
中村 隆
共著(海外含む)
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Implied Slaves in The Origin of Species,『山形大学紀要』(人文科学)第14巻第2号,1999年01月
中村 隆
共著(海外含む)
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「植民地の異人-『大いなる遺産』と『種の起源』を中心に-」,科学研究費助成金(基盤研究B-1)研究結果報告書,1998年03月
中村 隆
共著(海外含む)
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『種の起源』と植民地の奴隷,『山形大学史学論集』,18 ,1998年02月
中村隆
単著
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ディケンズとマルサス:『冷酷な時代』における統計学批判,山形大学紀要(人文科学),14(1) ,1998年01月
中村隆
単著
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『バーナビー・ラッジ』にみられる笑いについて,山形大学紀要(人文科学),13(2) ,1995年01月
中村隆
単著
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『骨董屋』におけるカーニバル風の主題,山口大学「英語と英文学」,25 ,1990年09月
中村隆
単著
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ロレンス・伝統・影響不安,山口大学「英語と英文学」,24 ,1989年09月
中村隆
単著
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虹の結末,『試論』,28 ,1989年07月
中村隆
単著
著書
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ホガースの時代 版画で読むイギリス,山形大学出版会,2023年03月
中村隆
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ディケンズ文学における暴力とその変奏:生誕200年記念,南雲堂,2012年10月
中村隆
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ディケンズ鑑賞大事典,南雲堂,2007年05月
中村隆
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科学研究費補助金 基盤研究(C)(2019年度〜2022年度) 中間報告書:ホガースの時代,私家本,2022年03月
中村隆
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科学研究費補助金 基盤研究(C)(2006年度-2007年度)研究成果報告書:センセーション・ノヴェルの再評価 ― メアリー・ブラッドンとウッド夫人の小説,私家本,2008年03月
中村 隆
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科学研究費補助金 基盤研究(C)(2003年度〜2004年度)研究成果報告書:「幽霊小説」と「探偵小説」を中心とするヴィクトリア朝大衆文学の系譜学的研究,私家本,2005年03月
中村 隆
総説・解説記事
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矢次綾『ディケンズと歴史』(大阪教育図書、2019年)について,『英文学研究』第98巻,98 ,2021年12月
中村隆
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清水一嘉『挿し絵画家の時代─ヴィクトリア朝の出版文化』(大修館書店、2001年)について,『英語青年』,147(8) 510-511,2001年11月
中村 隆
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Paul Jarvie, Ready to Trample on all Human Law: Financial Capitalism in the Fiction of Charles Dickens.(Routledge, 2015)について,『ディケンズ・フェロウシップ日本支部年報』,40 34-39,2017年11月
中村 隆
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Gillian Piggot, Dickens and Benjamin: Moments of Revelation(Ashgate, 2012)について,『ディケンズ・フェロウシップ日本支部年報』,36 30-34,2013年11月
中村 隆
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田中孝信『ディケンズのジェンダー観の変遷─中心と周縁のせめぎ合い─』(音羽書房鶴見書店、2006年)について,『ディケンズ・フェロウシップ日本支部年報』,30 68-71,2007年11月
中村 隆
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Andrew Sanders, Authors in Context: Charles Dickens(Oxford UP,2003年)について,『ヴィクトリア朝文化研究』,2 69-72,2004年11月
中村 隆
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富山太佳夫『文化と精読 新しい文学入門』(名古屋大学出版会、2003年)について, 『山形大学歴史・地理・人類学論集』,5 57-64,2004年03月
中村 隆
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新野緑『小説の迷宮─ディケンズ後期小説を読む─』(研究社、2002年)について,『ディケンズ・フェロウシップ日本支部年報』,25 91-94,2002年10月
中村 隆
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ビル・レディング『廃墟の中の大学』(法政大学出版局、2000年)について,『川内レヴュー』第2号,2 83-89,2001年07月
中村 隆
科研費(文科省・学振)獲得実績
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基盤研究(C),2019年04月 ~ 2023年03月,ヴィクトリア朝の視座で『パンチ』の漫画を読み解く
英文学および英語圏文学関連
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基盤研究(C),2016年04月 ~ 2019年03月,ディケンズ文学と「子供の表象」:センチメンタリズムの構造分析
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基盤研究(C),2011年04月 ~ 2014年03月,ホガース研究:その神学とエロスの構図
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基盤研究(C),2008年04月 ~ 2011年03月,クルックシャンク研究 ― 挿絵から見る英国ヴィクトリア朝の民衆社会
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基盤研究(C),2006年04月 ~ 2008年03月,センセーション・ノヴェルの再評価 ― メアリー・ブラッドンとウッド夫人の小説
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基盤研究(C),2003年04月 ~ 2005年03月,「幽霊小説」と「探偵小説」を中心とするヴィクトリア朝大衆文学の系譜学的研究
担当授業科目
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2023年度,英米文化論
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2023年度,イギリス近現代文化論特別演習
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2023年度,卒業論文
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2023年度,卒論演習2
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2023年度,e-learning(英語2)
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2023年度,実践英語c
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2023年度,イギリス近現代文化論特論
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2023年度,卒論演習1
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2022年度,イギリス近現代文化論特別演習
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2022年度,卒論演習2
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2022年度,英米文化演習
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2022年度,欧米文化演習(後期)
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2022年度,アメリカ研究演習
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2022年度,英文学演習
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2022年度,総合英語(英語1)
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2022年度,総合英語(英語1)
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2022年度,総合英語(英語1)
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2022年度,言語・文化学特別演習
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2022年度,イギリス近現代文化論特論
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2022年度,卒論演習1
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2022年度,英米文学講読
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2022年度,総合英語(英語1)
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2021年度,イギリス近現代文化論特別演習
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2021年度,英米文学概論
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2021年度,アメリカ研究特殊講義
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2021年度,英米文学概論(二)
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2021年度,英米文学概論(一)
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2021年度,総合英語(英語1)
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2021年度,英米文学概論
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2021年度,卒論演習2
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2021年度,総合英語(英語1)
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2021年度,イギリス近現代文化論特論II
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2021年度,イギリス近現代文化論特論
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2021年度,実践英語c
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2021年度,総合英語(英語1)
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2021年度,卒論演習1
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2020年度,イギリス近現代文化論特別演習
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2020年度,現代外国語(英語)II(後期)
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2020年度,卒論演習2
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2020年度,総合英語(英語1)
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2020年度,総合英語(英語1)
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2020年度,イギリス近現代文化論特論I
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2020年度,英米文学講読
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2020年度,総合英語(英語1)
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2020年度,総合英語(英語1)
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2020年度,コミュニカティブ英語(リスニング)(英語1)
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2020年度,コミュニカティブ英語(スピーキング)(英語1)
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2020年度,英語(R)
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2020年度,英語(C)
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2020年度,卒論演習1
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2019年度,イギリス近現代文化論特別演習
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2019年度,総合英語(英語1)
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2019年度,欧米文化演習(後期)
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2019年度,アメリカ研究演習
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2019年度,英文学演習
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2019年度,英米文化演習
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2019年度,卒業論文
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2019年度,イギリス近現代文化論特論II
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2019年度,総合英語(英語1)
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2019年度,総合英語(英語1)
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2018年度,イギリス近現代文化論特別演習
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2018年度,英米文学概論
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2018年度,総合英語(英語1)
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2018年度,アメリカ研究特殊講義
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2018年度,英米文学概論(二)
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2018年度,英米文学概論(一)
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2018年度,e-learning(英語2)
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2018年度,卒業論文
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2018年度,イギリス近現代文化論特論I
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2018年度,e-learning
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2018年度,実践英語c
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2018年度,総合英語(英語1)
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2018年度,総合英語(英語1)
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2014年度,文学概論
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2014年度,グローバル文化学入門(文化論)
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2014年度,欧米文化基礎
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2014年度,基礎講義(グローバル文化学)
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2013年度,英語(R)
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2013年度,英語(C)
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2013年度,イギリス近現代文化論特別演習
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2013年度,現代外国語(英語)II(後期)
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2013年度,英文学演習
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2013年度,英語(R)
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2013年度,英語(C)
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2013年度,英語(R)
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2013年度,英語(R)
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2013年度,イギリス近現代文化論特論II
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2013年度,英米文学概論(一)
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2013年度,欧米文化概論
社会貢献活動
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出張講義(山形県立天童高校),2017年05月
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出張講義(福島県立橘高校),2014年10月
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出張講義(宮城県立石巻高校),2011年10月
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出張講義(秋田県立本荘高校),2008年06月
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放送大学 公開講座,2005年02月