基本情報

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藤井 聡

FUJII Satoshi


職名

教授

ホームページ

http://www.id.yamagata-u.ac.jp/PhysiologyII/Physiol2-J.html

部局ホームページ

http://www.id.yamagata-u.ac.jp/med.html

プロフィール

海馬神経細胞およびグリア細胞に関する神経生理学研究を行っています。脳切片を用いて電気生理学的手法により、海馬神経でのシナプス可塑性の性質についてを主研究領域としています。最近は共焦点レーザー顕微鏡を設置して、形態学的変化とシナプス可塑性、とくに、depotentiationとの関連についての研究を開始しています。また、グリア細胞活動がシナプス可塑性にどのように関与するか、を副研究領域としています。さらに、学習行動実験を取り入れて、海馬depotentiationが学習行動にどのような意味をもつのか、を検討しています。

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス / 医療薬学

  • ライフサイエンス / 神経科学一般

  • ライフサイエンス / 生理学

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 医学博士,山形大学,1991年03月

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 理化学研究所,客員研究員,2007年10月 ~ 2019年03月

  • 理化学研究所,研究員,2007年10月 ~ 継続中

所属学会・委員会 【 表示 / 非表示

  • 日本生理学会

  • 日本神経科学学会

 

研究テーマ 【 表示 / 非表示

  • 1)海馬スライスを用いてシナプス伝達可塑性の機序を検討しています。ほ乳類の脳,特に海馬のシナプスで見られる可塑性は記憶の細胞レベルでの現象として考えられており,国内外の多施設で研究が進められています。従来、海馬シナプスの可塑性として長期増強と長期抑圧が報告されていました。本講座ではさらに、国内外に先駆けて長期増強を消去する現象を検討し,脱長期増強(depotentiation)と命名しました。また、予めシナプスに特定の入力刺激を与えると長期増強の誘導が抑制される現象を報告しました。現在は、これらシナプス可塑性の性質とメカニズムを電気生理学・薬理学的手法で検討しています。

論文 【 表示 / 非表示

  • Depotentiation depends on IP3 receptor activation sustained by synaptic inputs after LTP induction. ,Learning & Memory,27(2) 52-66,2020年01月

    Satoshi Fujii, Yoshihiko Yamazaki,  Jun-ichi Goto, Hiroki Fujiwara, Katsuhiko Mikoshiba

    共著(国内のみ)

  • 幼若AKR1Aノックアウトマウスにおいてアスコルビン酸が不足すると空間記憶形成が障害される(Ascorbic acid insufficiency impairs spatial memory formation in juvenile AKR1A-knockout mice),Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition,65(3) 209-216,2019年11月

    Kurihara Kazuki, Homma Takujiro, Kobayashi Sho, Shichiri Mototada, Fujiwara Hiroki, Fujii Satoshi, Yamada Ken-ichi, Nakane Masaki, Kawamae Kaneyuki, Fujii Junichi

    単著

  • Modulatory Effects of Perineuronal Oligodendrocytes on Neuronal Activity in the Rat Hippocampus,NEUROCHEMICAL RESEARCH,43(1) 27-40,2018年01月

    Yamazaki Yoshihiko, Hozumi Yasukazu, Kaneko Kenya, Fujii Satoshi

    単著

  • Prior activation of inositol 1,4,5-trisphosphate receptors suppresses the subsequent induction of long-term potentiation in hippocampal CA1 neurons,Learning & memory,23 208-220,2016年

    Fujii, S., Yamazaki Y., Goto, J.-I., Fujiwara, H., Mikoshiba K.

    共著(国内のみ)

  • Role of postsynaptic inositol 1,4,5-trisphosphate receptors in depotentiation in guinea pig hippocampal CA1 neurons,Brain Research,1642 154-162,2016年

    Sugita, M., Yamazaki, Y., Goto J.I., Fujiwara, H., Aihara, T., Mikoshiba, K., Fujii, S.

    単著

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著書 【 表示 / 非表示

  • 神経科学-脳の探求ー 第4版,西村書店,2021年03月

    山崎良彦、後藤薫、加藤宏司

  • コアカリ生理学,医学評論社,2008年08月

    藤井 聡、山崎 良彦 

  • 神経科学-脳の探求ー第3版,西村書店,2007年06月

    加藤 宏司、後藤 薫、 藤井 聡、山崎 良彦

  • Activation of group I metabotropic receptors negatively regulates synaptic activity and neural networks in the central nervous system via inositol 1, 4, 5-trisphospahte receptor signalling,Nova Press, New York,2013年

    Jun-ichi Goto, Satoshi Fujii, Katsuhiko Mikoshiba

  • Nicotinoid insectides and the nicotinic acetylcholine receptor,Springer-Verlag Tokyo,1999年

    Fujii S., Walcott, E. C., Sumikawa K

総説・解説記事 【 表示 / 非表示

  • 職場ストレスへの生理的反応,産業医学ジャーナル,40(4) 88-91,2017年07月

    藤井 聡

  • 過重労働と生活習慣病,成人病と生活習慣病,45(5) 596-601,2015年

    藤井 聡

  • Prior synaptic inputs are engraved on the following synaptic plasticity with inositol 1,4,5-trisphosphate receptor activation in hippocampal neurons,Messenger,1 121-132,2012年

    Jun-Ichi Goto, Satoshi Fujii, Yoshihiko Yamazaki, Katsuhiko Mikoshiba

  • 記憶・忘却の生理学,Brain medical,19(2) 15-25,2007年

    藤井 聡,山崎 良彦,佐々木 寛,黒田 洋一郎

  • ATP and adenosine-mediated signaling in the central nervous system,Journal of Pharmacological Sciences,94(2) 103-106,2004年

    Fujii S.

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科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 基盤研究(C),2018年04月 ~ 2020年03月,術後認知機能障害に対する硫化水素の効果と役割

  • 基盤研究(C),2017年04月 ~ 2020年03月,バーストと低周波入力で誘導する海馬CA1シナプス可塑性への内因性アデノシンの関与

その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示

  • バーストと低周波入力で誘導する海馬CA1シナプス可塑性への内因性アデノシンの関与,2017年04月 ~ 2020年03月,バーストと低周波入力で誘導する海馬CA1シナプス可塑性への内因性アデノシンの関与

    日本学術振興会

  • 中山科学振興財団海外渡航支援研究費,2012年04月 ~ 2013年03月,入力刺激のリズムと海馬シナプスの可塑性-睡眠による記憶整理仮説

    民間財団等

  • 平成14年度産業保健調査研究,2002年04月 ~ 2003年03月,介護作業における業務上腰痛の発症状況と対策に関する研究

    労働福祉事業団

  • 内藤記念科学奨励金,1996年04月 ~ 1997年03月,神経可塑性への細胞外リン酸化反応の関与 

    民間財団等

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 山形医学,国際会議,2019年02月,DGK-εノックアウトマウスを用いた行動解析,その他

  • 山形医学,国際会議,2019年02月,海馬シナプス可塑性の刺激パターンの依存性,その他

  • 日本生理学雑誌,国際会議,2019年02月,海馬CA1シナプス脱長期増強誘導のシナプス活動依存性,その他

  • 日本生理学雑誌,国際会議,2019年02月,オリゴデンドロサイトの膜電位変化による出力先シナプス伝達に対する修飾効果,その他

  • 日本生理学雑誌,国際会議,2018年02月,海馬シナプス可塑性の刺激パターン依存性,その他

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

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学会・委員会等活動 【 表示 / 非表示

  • 日本生理学会,理事,2020年04月 ~ 継続中

相談に応じられる分野 【 表示 / 非表示

  • 1)生理学・人体機能学