2023/11/21 更新

写真a

シモダイラ ヒロユキ
下平 裕之
SIMODAIRA Hiroyuki
職名
教授
メールアドレス
メールアドレス
研究室電話
023-628-4282
 
研究室FAX
023-628-4282
 

研究分野

  • 人文・社会 / 理論経済学

  • 人文・社会 / 経済統計

  • 人文・社会 / 経済学説、経済思想

出身大学

  • 早稲田大学  政治経済学部  経済

    1990年03月,その他

出身大学院

  • 一橋大学  経済学研究科

    博士課程,1996年03月,その他

取得学位

  • 修士(経済学),早稲田大学,1992年03月

所属学会・委員会

  • 経済学史学会

  • 東北経済学会

 

研究テーマ

  • 20世紀初頭にケンブリッジ学派において独自の経済変動論と貨幣経済論を構築したデニス・ロバートソン卿の学説の検討と評価。単にロバートソンの学説の解説ではなく,(1)同時代の経済史・経済学説の中での位置付けと,(2)通時的な貨幣・金融制度の変遷とそれに伴う理論の発展史の中での位置付け,という2つの視点から検討・評価することを課題としている。また(1)との関連で,同時代の著名な経済学者であるJ.M.ケインズの経済学の形成史についても平行して研究を行っている。

研究経歴

  • D.H.ロバートソンの経済変動理論、産業組織論,1900年04月 ~ 継続中

    D.H.ロバートソン,景気循環,貨幣経済論、産業のコントロール(control of industry)

  • 中心市街地の活性化,1900年04月 ~ 継続中

    中心市街地,空洞化,街づくり

論文

  • 経済学史研究におけるテキストマイニングの導入:その手法と意義を中心に,経済学史研究,61(1) 104-123,2019年

    下平 裕之

    単著

  • 実践的学習を通じた大学と地域の連携―山形大学教養セミナー「まちづくり入門」の概要と意義―,労働と経営,505(8-9) ,2004年04月

    下平 裕之

    共著(海外含む)

  • ロバートソン研究の展開―G.フレッチャーのロバートソン論を中心に―,山形大学紀要(社会科学),34(1) 141-161,2003年04月

    下平 裕之

    共著(海外含む)

  • 大学とまちづくり―山形大学人文学部におけるまちづくり研究の事例から―,労働と経営,493(8-9) ,2003年04月

    下平 裕之

    共著(海外含む)

  • 金本位制再考―19世紀後半イギリスの金融構造と金融政策―,山形大学紀要(社会科学),33(1) 87-101,2002年04月

    下平 裕之

    共著(海外含む)

  • ユニバーサルサービスと公的金融―イギリス郵便貯金成立史からの示唆―,郵便貯金に関する研究論文集,71-80,2002年04月

    下平 裕之

    共著(海外含む)

  • 地方都市における中心市街地の活性化に関する研究(共著),山形大学人文学部街づくり研究会,2001年04月

    下平 裕之

    共著(海外含む)

  • イギリス貨幣理論史に関する覚書-貨幣数量説から貨幣経済論へ-,山形大学紀要(社会科学),2000年02月

    下平 裕之

    共著(海外含む)

  • 山形市中心市街地実態調査(共著),山形大学人文学部街づくり研究会,1999年04月

    下平 裕之

    共著(海外含む)

  • 英国における貨幣数量説の展開-歴史的概観-,山形大学紀要(社会科学),1998年01月

    下平 裕之

    共著(海外含む)

  • デニス・ロバートソン『産業変動の研究』の歴史的意義-マーシャル価値論と過剰投資説の統合への試み-,一橋論叢,1996年12月

    下平 裕之

    共著(海外含む)

  • デニス・ロバートソンの動態経済論-経済変動と信用経済の安定-, 一橋大学博士後期課程単位修得論文,1996年03月

    下平 裕之

    共著(海外含む)

  • D.H.ロバートソンの貨幣経済論-信用経済の安定分析-, 一橋論叢,1995年12月

    下平 裕之

    共著(海外含む)

  • D.H.ロバートソンの経済変動理論-初期の発展とケインズの影響-,一橋研究,1995年01月

    下平 裕之

    共著(海外含む)

全件表示 >>

著書

  • 寡占企業と経済動態-A.S.アイクナ-の現代企業社会へのビジョン-,『現代経済論叢』学文社,2000年04月

    下平 裕之

  • 現代経済論叢,,2000年03月

    下平 裕之,松本正信・片岡晴雄

  • 経済動学の展開,,,1996年09月

    下平 裕之,小野俊夫

  • 現代経済学の展開,,,1992年04月

    下平 裕之,小野俊夫

総説・解説記事

  • 経済学史研究におけるテキストマイニングの導入ーその手法と意義を中心に,経済学史研究,61(1) 104-123,2019年

    下平裕之

  • Keynesian Elements in Beveridge’s Free Society (1944): A Text Mining Approach to the History of Economic Thought,Discussion Paper Series (Ryukoku University),18(01) ,2018年

    Atsushi KOMINE, Hiroyuki SHIMODAIRA

科研費(文科省・学振)獲得実績

  • 基盤研究(B),2015年04月 ~ 2020年03月,経済理論の大衆化から経済政策の形成へ:テキストマイニングを応用した実証研究

その他競争的資金獲得実績

  • 経済理論の大衆化から経済政策の形成へ:テキストマイニングを応用した実証研究,2015年04月 ~ 2020年03月,経済理論の大衆化から経済政策の形成へ:テキストマイニングを応用した実証研究

    本年度1年間で4回の経済思想研究会を開催した。平成30年度の研究実績として、テキストデータ解析手法の検討、資料の分析・収集、研究成果の刊行、国内外における学会報告を挙げることができる。
    1 解析手法の検討:近年の社会科学におけるテキストマイニングに関する体系的な方法論に関するサーベイを行うとともに、それらの知見を踏まえた経済学史研究へのテキストマイニング適用の意義と方法を明らかにした。特にテキストに対する量的分析と質的分析とを組み合わせた「混合アプローチ」を社会科学におけるテキストマイニングに適した手法として評価し、これに加え経済学史に固有の方法論を視野に入れ、「柔らかな作業仮説」「機械的な量的分析」「質的カテゴリーを加えた量的分析」「原典による引証」という4段階からなる分析手法を提案した。
    2 資料の分析・収集:経済思想研究会において各研究者が分担し、主要な経済学者の一次文献・未公刊資料等の収集、テキストデータ化、分析を行った。特に今年度は次年度以降最終成果としての書籍出版に向け、各研究者の専門領域に関連した文献・論文等の収集、分析を重点的に行った。また各研究者がテキストマイニングソフトを用い基礎的な分析が行えるよう、分析ソフトに関する研修を行った。
    3 研究成果の刊行・学会報告:1で述べた4段階の分析手法を経済学者の言説に関するテキストマイニング分析に適用した論文を刊行した。また研究分担者が国内、海外において本研究テーマに関連した学会報告を行った。

    日本学術振興会

共同研究実施実績

  • 中心市街地における「活性化」とは何か―定量的・定性的分析による定義―,2003年04月 ~ 継続中,国内共同研究

  • 地方都市における中心市街地の活性化に関する研究―山形市を事例とした実証的研究―,1999年04月 ~ 2002年03月,国内共同研究

 

担当授業科目

全件表示 >>

 

社会貢献活動

  • 「大学における地域づくりとその手法」(出張講義・新庄北高校),2009年08月

  • 経済学とは何だろう?―「需要」と「供給」から考える(宮城県泉高等学校・出張講義),2009年06月

  • 「まちづくりって何だろう?―大学ではどう考えるか」(出張講義・長井高校),2009年06月

  • 「需要と供給から考える経済学」(出張講義・泉館山高校),2009年06月

  • 「まちづくりって何だろう?―大学ではどう考えるか」(出張講義・古川高校),2008年11月

  • 「経済学って何だろう?―大学ではどう考えるか」(出張講義・宇都宮南高校),2008年10月

全件表示 >>

相談に応じられる分野