研究分野
-
人文・社会 / 教育学
2024/12/05 更新
人文・社会 / 教育学
順天堂大学 スポーツ健康科学部 スポーツ科学科
2013年03月,卒業
筑波大学 修士課程 教育研究科 スクールリーダーシップ開発専攻
修士課程,2015年03月,修了
筑波大学 人間総合科学研究科 博士後期課程 教育基礎学専攻
博士課程,2023年03月,単位取得満期退学
修士(教育学),筑波大学,2015年03月
学士(スポーツ科学),順天堂大学,2013年03月
東京医科大学霞ヶ浦看護専門学校,非常勤講師(科目名:教育学),2016年04月 ~ 2018年03月
独立行政法人教職員支援機構 つくば中央研修センター,研修特別研究員,2018年04月 ~ 2019年03月
独立行政法人教職員支援機構 つくば中央研修センター,研修特別研究員,2019年04月 ~ 2021年03月
独立行政法人教職員支援機構,アシスタント・フェロー,2021年04月 ~ 2022年03月
独立行政法人教職員支援機構,助教,2022年04月 ~ 2023年03月
山形大学,講師,2023年04月 ~ 継続中
校長のリーダーシップを支える社会ネットワークに関する調査研究-質問紙調査結果の基礎的分析-,上越教育大学研究紀要,44 1-12,2024年08月
浜田 博文, 諏訪 英広, 朝倉 雅史, 川上 泰彦, 高野 貴大, 安藤 知子, 織田 泰幸, 加藤 崇英, 木下 豪, 髙谷 哲也, 吉田 尚史
単著
校長のリーダーシップを支える社会ネットワークに関する調査研究-質問紙調査結果の基礎的分析-,上越教育大学研究紀要,44 1-12,2024年08月
浜田 博文, 諏訪 英広, 朝倉 雅史, 川上 泰彦, 高野 貴大, 安藤 知子, 織田 泰幸, 加藤 崇英, 木下 豪, 髙谷 哲也, 吉田 尚史
単著
東日本大震災からの復興途上にある地域と連関したカリキュラム編成過程-本校舎帰還後の楢葉町立楢葉中学校の事例分析-,学校経営研究,49 印刷中-94,2024年
吉田尚史
単著
被災地公立学校を支援する自治体を超えた協働組織の意義と課題-福島県双葉郡における「ふるさと創造学」の展開過程の事例分析-,日本学校教育学会年報,(5) 24-40,2023年07月
吉田尚史
単著
「災害経験の継承」をねらいとしたカリキュラム改革の意義と課題-福島県双葉郡における「ふるさと創造学」の策定過程-,日本教育経営学会紀要,(63) 87-104,2021年06月
吉田尚史
単著
東日本大震災による全町避難後に再開された浪江小学校の教職員による教育実践の構築過程,学校経営研究,45 57-71,2020年07月
吉田尚史
単著
東日本大震災による全町避難区域における教師の困難,学校経営研究,43 55-69,2018年04月
吉田尚史
単著
全町避難を強いられた教育委員会による「学校再開」に関する研究-福島県浪江町を事例として-,学校経営学論集,(6) 21-30,2018年02月
吉田尚史
単著
新・教職課程演習 第1巻 教育原理・教職原論,協同出版株式会社,2021年09月
吉田尚史
学校経営(MINERVA はじめて学ぶ教職⑨),ミネルヴァ書房,2019年03月
吉田尚史
教員研修における実践事例の位置と課題,日本教育経営学会紀要,(66) 156-158,2024年06月
吉田尚史
発表要旨③ 被災地のカリキュラム改革からみた「カリキュラム・マネジメント」の課題,カリキュラム研究,(32) 86-88,2023年03月
吉田尚史
(4)防災教育における学校と地域の連携・協働のあり方,令和2年度「学校と地域の連携の在り方に関する調査研究プロジェクト」報告書,83-84,2021年03月
吉田尚史
第4章 NITSオンライン研修「総括アンケート」にみる教職員等中央研修の成果と課題,令和2年度「管理職育成に関する研修(教職員等中央研修)の在り方に関する調査研究プロジェクト」報告書,44-62,2021年03月
吉田尚史, 髙野貴大
受講者アンケートにみるeラーニング更新講習の現状と課題-「e-TAMAGO」の取組から,令和2年度「教員免許更新制の在り方に関する調査研究プロジェクト」報告書,22-29,2021年03月
森山賢一, 吉田尚史, 髙野貴大
第3章 研修成果活用の全体的傾向にみる中央研修の役割と課題,令和元年度「教職員等中央研修の在り方に関する調査研究プロジェクト」報告書,15-25,2020年03月
吉田尚史
「学校組織マネジメント指導者養成研修」がめざす組織マネジメントを実践する中核教員の養成,SYNAPSE,(71) 31-35,2019年11月
吉田尚史
「カリキュラム・マネジメント指導者養成研修」がめざす地域や学校の実態に即したカリキュラム・マネジメントの推進,SYNAPSE,(71) 35-39,2019年11月
吉田尚史
基盤研究(C),2024年04月 ~ 2028年03月,被災地公立学校における社会の脆弱性改善をねらいとしたカリキュラム改革
基盤研究(A),2022年04月 ~ 2027年03月,校長のリーダーシップ発揮を促進する校長の社会ネットワークの構造とその構築
若手研究,2019年04月 ~ 2024年03月,被災校における災害経験からの学びと共有―教育課程の編成と改善に着目して―
本研究の目的は、被災校における災害経験からの学びと共有のメカニズムを明らかにすることである。2021年度は、東日本大震災後に福島県双葉郡の教育長たちが中心となって策定した「ふるさと創造学」が、各学校でいかに取り組まれているのかを明らかにするために、楢葉町立楢葉中学校におけるカリキュラム編成過程に関する調査を中心に取り組んだ。
東日本大震災後の楢葉中学校では、差別や分断の中で生活する生徒のために、正常な教育活動を目指しながら生徒へのケアに取り組んでいた。その後、本校舎に帰還した楢葉中学校の教職員は、生徒がもつ被災者としての経験を相対化する必要を認識した。そして、生徒が地域復興に貢献する経験を通して職業的意義を理解できるように、キャリア教育を基調としたカリキュラム編成に取り組んだ。しかし、時間の経過とともに、双葉郡での災害経験がない生徒や教職員が増加し、カリキュラム編成の基盤となっていた災害経験の共有感覚が喪失した。このような状況を踏まえながらカリキュラムの改善に取り組んでいた教職員は、被災者としての経験を相対化するという課題意識のみでカリキュラムを編成する限界とキャリア教育に取り組む新たな意義を考える必要を認識した。そして、生徒自身が社会課題に向き合う必要を認識し、社会を変える教養を身につける場として教科を位置づけていた。
以上の通り、2021年度に取り組んだ調査の結果、震災後の楢葉中学校におけるカリキュラム編成の指向性の変化とそこでの教師の役割を捉えることができた。今後は、他の調査結果も踏まえながら、より詳細な分析に取り組む。
日本教育学会第83回大会【ラウンドテーブル】災害時の子ども支援の取り組み-能登半島地震を中心に-,国内会議,2024年08月 ~ 2024年09月,指定討論,シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
日本教育学会第83回大会【テーマ別研究発表B-13-2】地域コミュニティと教育②,国内会議,2024年08月 ~ 2024年09月,災害によって露呈した脆弱性に抗うカリキュラム改革の意義と課題-福島県大熊町における課題解決学習の変遷-,口頭発表(一般)
第7回日本義務教育学会研究大会,国内会議,2023年11月,東京都墨田区曳舟文化センター,「カリキュラム・マネジメント」研究の到達点と課題に関する一考察,口頭発表(一般)
日本教育経営学会第63回大会 実践研究フォーラム,国内会議,2023年06月,筑波大学,教員研修における実践事例の位置と課題,シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
日本学校教育学会第36回大会 ラウンドテーブル「学校に対する外部からの支援のあり方」,国内会議,2022年08月,オンライン,被災地公立学校のカリキュラム編成に対する支援の課題-福島県双葉郡における「ふるさと創造学」の展開過程の事例分析-,口頭発表(招待・特別)
日本カリキュラム学会第33回 課題研究Ⅳ カリキュラムの「不易と流行」を語るⅢ-学校経営からみたカリキュラム研究-,国内会議,2022年07月,オンライン,被災地のカリキュラム改革からみた「カリキュラム・マネジメント」の課題,口頭発表(招待・特別)
日本教育学会第80回大会 【一般研究発表A-3】学校制度・経営,国内会議,2021年08月,オンライン,「災害経験の継承」をねらいとしたカリキュラム編成の課題-東日本大震災後の楢葉中学校を事例として-,口頭発表(一般)
日本教育経営学会第60回大会 自由研究発表3(オンライン),国内会議,2020年12月,オンライン,災害経験の継承を目的とした教育課程の編成・実施に関する研究(2)-東日本大震災後の「ふるさと創造学」構築プロセスに関する事例分析-,口頭発表(一般)
日本教育経営学会第59回大会 自由研究発表3,国内会議,2019年06月,名古屋大学(東山キャンパス),災害経験の継承を目的とした教育課程の編成・実施に関する研究-東日本大震災後の浪江小学校における郷土学習の事例分析-,口頭発表(一般)
秋のセミナー2018 カリキュラム・マネジメントの研修をどう設計・実施・評価・改善するか~カリマネ研修のカリマネを考える~,国内会議,2018年11月,筑波大学(東京キャンパス),事例発表(独立行政法人教職員支援機構におけるカリキュラム・マネジメントを担う教員の育成),口頭発表(招待・特別)
日本教育学会第76回大会 【一般研究発表A-12】初等・中等教育(b),国内会議,2017年08月,桜美林大学,災害を契機とした教師の変容-東日本大震災を事例として-,口頭発表(一般)
2024年度,教育経営学
2024年度,教育経営学
2024年度,組織管理の実践と学校
2024年度,教育経営学
2023年度,教育経営学
2023年度,教育経営学
2023年度,組織管理の実践と学校
日本教育経営学会,事務局 幹事,2015年06月 ~ 2018年06月
日本学校教育学会,実践研究委員会 幹事,2019年08月 ~ 2022年08月
日本教師教育学会,事務局 幹事,2020年09月 ~ 継続中
日本学校教育学会,紀要編集委員会 幹事,2022年08月 ~ 継続中
日本教育経営学会,実践推進委員会 委員兼幹事,2023年01月 ~ 継続中
日本教職大学院協会,教育委員会等連携委員会委員,2024年06月 ~ 継続中
日本教育経営学会,実践推進委員会 委員,2024年06月 ~ 継続中
令和6年度学校マネジメント講座(地域連携・防災),2024年
令和5年度「男女共同参画の視点による災害対応研修」企画委員,2023年05月 ~ 2023年12月
上山市いじめ問題専門委員会委員,2023年04月 ~ 2025年03月
令和5年度学校マネジメント講座,2023年
地域防災における学校との連携をめぐって partⅡ,2022年10月
菅野祐太氏(NPO法人カタリバ・大槌町教育専門官)と共同で登壇
防災教育が向き合う「社会の脆弱性」,2022年08月
防災教育の実践,2022年08月
令和4年度「男女共同参画の視点による災害対応研修」企画委員,2022年06月 ~ 2022年12月
地域防災における学校との連携をめぐって,2021年10月
防災教育の現状と課題,2021年08月
令和3年度「男女共同参画の視点による災害対応研修」企画委員,2021年06月 ~ 2021年12月
学校組織マネジメントの考え方・進め方,2019年11月
カリキュラムを中核とした学校経営の展開,2018年06月
「将来考える余裕ない」不安も口に 輪島の中学生、集団避難1ヶ月,2024年02月
「将来考える余裕ない」不安も口に 輪島の中学生、集団避難1ヶ月,2024年02月
福島・浪江町の事例に学ぶ 集団避難時の学校運営は,2024年02月