2024/09/30 更新

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モリ ユウト
森 勇斗
Dr. Yuto MORI
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講師
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プロフィール
My main interests are in transplantation, conflict, and harmonisation of legal systems. My main research fields are in Japan (a Civil Law jurisdiction with transplanted law) and sometimes in the United Kingdom (a Commonwealth-Common law jurisdiction; for comparison with the Civil law System). Now, I'm committing to the research of Internationalisation on Contract law from a perspective of comparative law with Mixed Legal System. In detail, I discuss harmonisation of law, not only from the perspective of UNIDROIT, but also from a perspective of common law in the commonwealth (e.g. Persuasive Authority in the commonwealth countries). Then, I attempt to apply such a type of UNIDROIT to Japanese Law as transplanted law through the Mixed Legal System as a buffer for accepting that. In addition to this, I'm also committing to reconsidering the doctrines and works of Prof. Sakae Wagatsuma who was born in Yamagata (there's Wagatsuma Collection at Yonezawa, Yamagata) from such perspectives. As my other research interests, I am also interested in 'Law and Economics' and Juris-Informatics (which includes 'Crypto Assets and Private Law'). <*Profile photo is at Sidgwick Site, University of Cambridge, 2022; taken by Mark Box, the Editor of `Humans of Cambridge' in Cambridge Edition.>

研究分野

  • 民法(契約関係)

  • 比較法(コモンウェルス・コモンロー)

  • 消費者法

出身大学

  • University of Cambridge  法学部  研究留学(客員研究員)

    2022年10月,その他

出身大学院

  • 一橋大学  法学研究科  法学・国際関係専攻

    博士課程,2023年03月,修了

  • 一橋大学  法学研究科  法学・国際関係専攻

    修士課程,2020年03月,修了

取得学位

  • 博士(法学),一橋大学,2023年03月

  • 修士(法学),一橋大学,2020年03月

学外略歴

  • 国立大学法人 山形大学, 人文社会科学部総合法律コース,講師,2023年10月 ~ 継続中

  • 指定国立大学法人 大阪大学, 社会技術共創研究センター,招へい教員,2024年07月 ~ 継続中

  • 東洋大学INIAD(情報連携学部),非常勤講師,2024年04月 ~ 継続中

  • 國學院大學,フェロー,2023年04月 ~ 2023年09月

  • University of Cambridge 法学部,Faculty Academic Visitor (Visiting Scholar),2022年06月 ~ 2022年10月

  • 指定国立大学法人 一橋大学,リサーチアシスタント,2021年07月 ~ 2022年03月

  • Imperial College London,Annotator for AI on Legal Usage (as the Project Researcher of NII),2021年07月 ~ 2022年03月

  • 国立情報学研究所(NII),特任研究員,2021年04月 ~ 2023年03月

  • 独立行政法人日本学術振興会,特別研究員(DC1),2020年04月 ~ 2023年03月

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所属学会・委員会

  • 日本私法学会

  • 比較法学会

  • 情報ネットワーク法学会

  • IACL (International Association of Consumer Law)

  • ALEA (American Law and Economics Association)

  • 国際商事研究学会

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研究テーマ

  • 1. 契約に於ける「情報の支配者」に基づく「リスク」配分の研究
    2. コモンウェルス・コモンローに於ける法調和と、混合法を緩衝とする日本法への応用可能性の研究

論文

  • CISGと電子商取引: 「スマートコントラクト」の統一私法に向けて,国際商事法務,52(10) *再録決定済み、頁数未定,2024年10月

    森勇斗

    単著

  • 「損害賠償の範囲」画定プロセスに於ける「予見可能性」の基準時と経済的効用に関する覚書と若干の考察~主に契約を原因とする損害の賠償範囲にかかる問題を念頭に~,国際商事法務,52(2) 202-207,2024年02月

    森勇斗

    単著

  • コモンウェルス・コモンローに於ける相互参照機能に関する一考察〜統一私法の検討への一助として〜,国際商事法務,51(7) 976-983,2023年07月

    森勇斗

    単著

  • 日本に於ける錯誤法の理論的「再発見」 —「国際的調和」ではなく,数多の「交錯」を参考に—,学位論文(課程博士, 一橋大学),2023年03月

    森勇斗

    単著

  • Consumer Dispute Resolution System Based on PROLEG,Frontiers in Artificial Intelligence and Applications,2022年12月

    Shidaka Nishioka, Yuto Mori, Ken Satoh

    共著(国内のみ)

  • 記号論と数理議論学の法的性質の検討への適用 〜「錯誤」の法的構造を題材に〜,国際商事法務,50(11) 1497-1503,2022年11月

    森勇斗

    単著

  • Rule-based Assistant System for “ODR” as reduction of the Cost for Resolution of Disputes,Proceedings of the International Workshop on Juris-Informatics 2021(JURISIN 2021),54-67,2021年11月

    Yuto MORI, Shidaka NISHIOKA, Ken SATOH

    共著(国内のみ)

  • 日本錯誤法の「アプローチ」的位置付け及び理論的再構成(2・完)——error型アプローチ、mistakes型アプローチ、error-mistakesアプローチ、そして日本の錯誤のリスク転換構造,一橋法学,20(2) 259-298,2021年07月

    森勇斗

    単著

  • 日本錯誤法の「アプローチ」的位置付け及び理論的再構成(1)——error型アプローチ、mistakes型アプローチ、error-mistakesアプローチ、そして日本の錯誤のリスク転換構造,一橋法学,20(1) 409-447,2021年03月

    森勇斗

    単著

  • 暗号型財産の法的性質に関する「物」概念からの再検討 : 民法85条の趣旨に関する制定過程からの問いかけ ; 暗号通貨(仮想通貨)にかかる議論を踏まえ,一橋研究,45(1-2) 1-21,2020年07月

    森勇斗

    単著

  • 契約の効力に於ける「リスク」の所在・構造の整理と「リスク配分」型理論の発見及び構築——「不実表示」或いは「惹起型錯誤」という法を巡って,学位論文(修士, 一橋大学),2020年03月

    森勇斗

    単著

  • 錯誤法の再構成と日本の債権法改正に於ける「不実表示」論 : 大陸法型錯誤(Error),英米型錯誤(Mistake“s”),そしてその混合を参考に(2・完),一橋研究,44(1) 1-16,2019年04月

    森勇斗

    単著

  • 錯誤法の再構成と日本の債権法改正に於ける「不実表示」論 : 大陸法型錯誤(Error),英米型錯誤(Mistake“s”),そしてその混合を参考に(1),一橋研究,43(2-3-4) 1-14,2019年01月

    森勇斗

    単著

  • 民法上の「物」概念再検討~Bitcoin返還請求訴訟を題材に~,法学会学生懸賞論文集,(23) 45-46,2016年

    森勇斗

    単著

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総説・解説記事

  • CBDC Tech Proposal in Japan - Entering the era of post-quantum and AI -,ResearchGate (Conference Material of Symposium on Digitalization and the Future of Financial Law Dec. 2, 2023, Waseda Univ., Tokyo Japan / On-line SIBLS : Society of International Business and Legal Studies),1-11,2023年12月

    Kazuo TAKARAGI, Yuto MORI

その他研究活動

  • 在外研究(於University of Edinburgh)

    フィールドワーク

  • 在外研究(於King's College, Cambridge)

    フィールドワーク

  • 在外研究(於Jesus College, Oxford)

    フィールドワーク

  • 在外調査(於University of Edinburgh)

    フィールドワーク

  • 在外調査(於Jesus College, University of Oxford)

    フィールドワーク

  • 【研究協力者】基盤研究(A) 「人工知能によるオンライン紛争解決(ODR)システムの構築」

    その他

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科研費(文科省・学振)獲得実績

  • 特別研究員奨励費,2020年04月 ~ 2023年03月,錯誤法再構成―英米,大陸,そしてその交錯を参考に

研究発表

  • ウィーン売買条約シンポジウム(国際取引法学会国際契約法制部会中間報告会),国内会議,2024年08月 ~ 2024年09月,オンライン,CISGと電子商取引: 特に「スマートコントラクト」による電子商取引を巡って,口頭発表(招待・特別)

  • 消費者被害事例ラボ,国際会議,2024年07月,仙台弁護士会館,「消費者の権利」の実現のためのスキーム:「少額多数」性を焦点に(法、或いは情報技術の見地から,公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等

  • DAO UTokyo 2024 Conference (The University of Tokyo Interfaculty Initiative in Information Studies, Stanford Cyber Policy Center, Decentralization Research Center),国際会議,2024年02月,Fukutake Hall, The University of Tokyo,The rights in the law of Obligation to the rights in the Property law; in the decentralised Metaverse with DAO,口頭発表(招待・特別)

  • 9th Tokyo-Edinburgh Law and Humanities Seminar,国際会議,2023年08月,University of Edinburgh,Persuasive Authority; Towards a Unification of Contract law (for Scottish Edition),口頭発表(一般)

  • 10th Tokyo-Cambridge Law and Humanities Seminar,国際会議,2023年08月,King's College, University of Cambridge,Persuasive Authority; Towards a Unification of Contract law (for English-Welsh Edition),口頭発表(一般)

  • SOAS Japan Society Seminar,国際会議,2023年03月,オンライン,Queer Japan: Law and social realities—From the drafting process of Japanese Civil Code,公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等

  • BSPI×CryptoBase vol.2,国内会議,2022年12月,CryptoBase (渋谷),暗号財と物権的秩序—秘密鍵という課題を巡って,公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等

  • 8th Tokyo-Edinburgh Law and Humanities Seminar,国際会議,2022年09月,University of Edinburgh,Legal semiotics and Argumentation in comparative contract law (for Scottish Edition),口頭発表(一般)

  • 9th Tokyo-Cambridge Law and Humanities Seminar 2022,国際会議,2022年08月,King’s college, University of Cambridge,Legal semiotics and Argumentation in comparative contract law,口頭発表(一般)

  • RMCII2022(論計舎webシンポジウム); 情報産業における数学・論理・計算,国内会議,2022年05月,Webシンポジウム,法的記号論と、その記号の数理議論学的図式化によるsignifiantとsignifiéの対応の検討,口頭発表(招待・特別)

  • 国際商事研究学会暗号資産ワークショップ,国内会議,2022年01月,オンライン,暗号資産の一般法的位置付けとその意義 「暗号型財産の法的性質に関する「物」概念からの再検討: 民法85条の趣旨に関する制定過程からの問いかけ; 暗号通貨(仮想通貨)にかかる議論を踏まえ」のその先へ,シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)

  • JURISIN 2021; the 13th JSAI International Symposia on AI (JSAI-isAI 2021),国際会議,2021年11月,Rule-based Assistant System for “ODR” as reduction of the Cost for Resolution of Disputes,口頭発表(一般)

  • 8th Tokyo-Cambridge Law and Humanities Seminar 2021,国際会議,2021年08月,Error, Mistakes, and Error-Mistakes: A Comparative Reconsideration of the Law of Mistakes in Japanese Civil Code,口頭発表(一般)

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学会・委員会等活動

  • 消費者市民ネットとうほく (適格消費者団体),検討委員,2024年02月 ~ 継続中

  • 国際取引法学会,国際契約法制部会(電子商取引部門), 研究幹事,2024年09月 ~ 継続中

社会貢献活動

  • 消費者市民ネットとうほく(適格消費者団体), 検討委員,2024年02月 ~ 継続中

  • リレーエッセイ,2024年07月

メディア報道

  • 2024年第2回消費者被害事例ラボを開催しました,2024年09月

  • 麻生大臣の指摘を受け「ブロックチェーン用語を日本語にする」イベント開催、仮想通貨業界の専門家が議論,2020年06月

    学術貢献欄「ブロックチェーン用語を日本語化してみる」の記事化

学術貢献活動

  • Discussant for Dr. Kazuo TAKARAGI, ”CBDC Tech Proposal in Japan; Entering the era of post-quantum and generative AI” at Symposium: Digitalization and the Future of Financial Law,2023年12月

    International Workshop by Society for International Business and Legal Studies (SIBLS), Japan Society for International Business Law (JAIBL) Contract Law Section and Institute of Comparative Law of Waseda University. Details are available on the link.

  • BSPI研究部門が始動!研究者から見えるブロックチェーン世界と、その動きになることを考える,2022年12月

    【登壇者】
    森勇斗(一橋大学大学院法学研究科博士課程/日本学術振興会特別研究員DC1)
    伊東謙介(東京大学ブロックチェーンイノベーション寄付講座 特任研究員)
    樋田 桂一 (株式会社ブロックチェーン戦略政策研究所 代表取締役)

    【概要】※以下、公式サイトより引用
    以前から構想していたシンクタンクとしての研究部門を今回ご出演いただく森勇斗氏と伊東謙介氏と一緒に立ち上げる予定になっております。
    昨今ブロックチェーンに関するニュースサイトやリサーチについて提供されている事業者様が増えております。大変貴重な情報を提供されていると思います。我々BSPI研究部門では、もう少し硬めのブロックチェーンにまつわる事象について研究や調査を提供してくための場を立ち上げようと計画をしております。学者および研究者または学生が、論文を発表する場であったり、調査結果を掲載するためのサイトであったり、日本だけでなく広くアジアの国々におられる研究者たちとの交流の場を提供していきたいと考えております。またそれらの研究結果はコモンズ(社会的共通資本)として公の場へ共有していこうと考えております。
    我々3名での始まりですが、これがいつか日本だけでなくアジア地域でのブロックチェーン産業を大きく後押しするための基盤になることを目途として、この研究部門を立ち上げ、活動を開始いたします。

  • ブロックチェーン用語を日本語にしてみる,2020年06月

    麻生大臣の「ステーブルコイン」という言葉が難解であるとの旨の指摘・発言を受け、実業家、技術者、翻訳家、研究者ほかによりブロックチェーン関連用語を日本語化・平易化を試みる検討会である。審査及び知識提供者としては次の通り(肩書きは2020年当時のもの)。議員として、音喜多駿(参議院議員)、 メディアとして株式会社CoinPost、株式会社アトマ(コイン東京)、実業者として、⾦光碧(株式会社bitFlyer Blockchain 取締役)、水澤貴(株式会社ALIS CMO)、山本仁実(株式会社Xtheta CEO)、技術者として、加門昭平(株式会社イーサセキュリティ 代表取締役)、ますあー(匿名; 国内取引所DLTエンジニア)、岡部典孝(日本暗号資産市場株式会社 代表取締役)、学者及び翻訳者として小塚真啓(岡山大学 社会文化科学研究科 准教授)、森勇斗(日本学術振興会 特別研究員DC1)、松嶋真倫(株式会社マネックスグループ マネックスゼロ室)。

相談に応じられる分野

  • 民法、英米法、消費者法、国際取引法、或いは「法と情報」学に関連する諸分野(特に理論系)。